マーケティングオートメーションに必要なコンテンツと経費
マーケティングオートメーションとは?メリットはあるが難点も
マーケティングオートメーションとは、従来であれば営業担当者が行っていた顧客の管理、集客、見込み客の獲得といった営業プロセスを自動化すること、あるいはそのためのソリューションツールです。
これまでのように年齢や性別といった一般的な分類によって企業から顧客にアプローチするのではなく、その時の顧客の心理状態などにも柔軟にアプローチが可能になります。パーソナライズ(個人に合わせた1対1のマーケティング)をより推し進めるものとしてメリットも大きく、注目されています。
一方で、導入するためにはマーケティングを細かくシナリオ化し、自動で動けるような仕組みを作らなければならず、そこが企業にとっては一番の肝となり難点ともなります。マーケティングオートメーション導入のためのまとまった予算を、企業がとれるかどうかという費用の問題もあります。

どういったコンテンツが必要なのか?かかる費用は?
マーケティングオートメーションを上手に導入するためには、WEB上で顧客や見込み客の様々な情報を収集出来るようにしなければなりません。つまり、従来は営業担当者が行っていた「会社や個人宅を訪問して自社製品を説明し、名刺のやり取りを行う」といったことをWEBで出来るように、サイトやコンテンツを作らなければならないのです。
また、見込み客が自社サイトを訪問したとしても、それだけでは個人情報や企業情報とは紐づけることが出来ません。単なるサイト訪問で終わらずに、個人や企業の情報をどこまで入力してくれるかが重要になります。お問合せフォームの整備は勿論ですが、情報を登録した上でコンテンツをダウンロード出来る仕組みを作るなど、工夫が必要です。
費用は導入ツールや導入規模によって様々ですが、初期費用は0円というものもあります。ランニングコストは大体20万円前後といったものが多いようです。